新しい年が始まりましたね。
思いがけずに苦難の多かった昨年を、笑い飛ばせるようないい年にしていきたいですね。
そんな新年にピッタリのガレットデロワというお菓子を知っていますか?
1月の期間限定でパン屋さんやケーキ屋さんに並んでいるパイなのですが、ちょっとした運試しもできるので、新年の集まりにぴったりのお菓子なんです。
数年前までは、近くに販売しているお店も少なくて遠くまで買いに行っていたのですが、ずいぶんと知名度もあがってきたようで、デパ地下のスイーツコーナーに行けばたいてい見つかるようになりました。
そんなガレットデロワってどんなお菓子?中に入っている小さな飾りは何に使うの?などの疑問にお答えします。
ガレットデロワってどんなお菓子?
ガレットデロワとは?
ガレットデロワは、フランスでは1月6日の公現祭(エピファニー)祝う新年を祝うお菓子としてとても有名なお菓子です。
新年に人が集まるときに切り分け、中にフェーブと言われる小さな陶器の人形が入っていたら王様として幸福にすごせるというように、おみくじのように運試しを楽しみながらいただきます。
いつ頃売っているの?
1月になると多くの店頭でみかけるようになり、1月6日までだけでなく1月いっぱい販売している店もみかけます。
前年の年末あたりから、予約販売をはじめていたり、通販で購入することもできるのでいろいろなお店の味をとりよせることもできますね。
フェーブって何に使うの??
フェーブって何?
ガレットデロワを切り分ける時に「当たり」として入れているものです。
もともとは陶器の人形ではなくそら豆一粒を当たりとして入れていたため、
フランス語でそら豆の意味の「フェーブ」と呼んでいます。
フェーブは、もとはガレットデロワの中に入れて焼いていたのですが、
誤飲を防ぐため中に入れず別添えになっていることが多いです。
代わりにアーモンドなどが一粒、ガレットデロワの中に入れてあることもあります。
そんなフェーブにはいろいろな形があり、キリスト生誕にまつわる人物などはもちろん、動物や食べ物、有名キャラクターのものなど多くの種類があります。
また、有名なショップのガレットデロワなどは店オリジナルのフェーブなどもあります。
つい集めたくなるフェーブ
そのように種類が豊富なフェーブなので、コレクションとして集めている人も多いです。
とはいえ、ガレットデロワについてくるのは1台に1つだけなので、多くの種類を目にする機会はなかなかないのです。
ネットではフェーブ専門のショップがあったり、フェーブの本も出ているので、好きなものをみつけてみるのも面白いですよ。
小さいものが好き、ミニチュアハウスなどが好きな人は、きっと集めたくなりますよ。
どこで売っているの?おすすめは?
どこで買えるの?
洋菓子店で販売しているのはもちろん、ガレットデロワはフランスでもパン屋で多く販売されています。
日本でも、パン屋や洋菓子店で販売されていて、ネット販売している店もあるので、
遠くの店の味を楽しむこともできます。
添えられるフェーブは、オリジナルの場合は、店頭で見本を展示していることもありますが、多くの店では選べないことが多いです。
コレクションしていると、選ばせてくれる店に出会うととてもうれしくなってしまいます。
また、ガレットデロワは、店によって表面の模様の美しさも違います。
フェーブの種類だけでなく、パイや中身のアーモンドクリームの部分も店によって違いがあるので、好みの店を見つけてくださいね。
ガレットデロワのおすすめ
ガレットデロワを販売している店はとても多くありますが、
その中でも老舗や話題の店、フェーブが素敵な店などおすすめを紹介します。
まとめ
なかなか多くの人で集まることが難しく、神社に初もうでも行きづらい正月です。
そんなときだから、家の中で楽しめる新年のお菓子「ガレットデロワ」で、
ぜひ今年の運試ししてくださいね。