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片付けのコツ:「少しずつ、短時間で、毎日」

暮らし
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コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増えましたね。

忙しくて後回しにしていたクローゼットの整理、部屋の片づけ。
片づけたほうがいいのはわかっているけど、なかなか手が付けられない。
毎日家にいると嫌でも目についてしまいませんか?

長い時間かけて散らかってしまった部屋は、簡単には片付きません。

今回は、1日で片づける方法ではなく、毎日少しだけ片づける方法をご紹介します。

片づけると何が変わるの?

ものを探さなくなる(時間の節約)

衣類の山、学校からのお知らせの山、必要になるのはいつも出掛ける直前など忙しいとき。
見つけられなくてイライラしたりしませんか?
きちんと整理できれば、時間の節約にもなります。

同じものを買わなくなる(お金の節約)

整理されていないと、自分の持ち物を把握できなくなります。
「買ったと思ったけどないから、買っちゃおう」と、同じものを買ってしまうことを防げます

部屋をみてストレスがなくなる(心の余裕)

何よりもいいことが、自分の部屋を好きになることです。

物が散らかった部屋は「飾る」ことを楽しめません
物が片付いた部屋は「飾る」ことを楽しむことができるようになり、部屋にいる時間を楽しむことができるようになりますね。

なぜ片付けられないの?片付けが苦手な理由は?

片づけられない理由は人それぞれですが、
よく聞く悩みを挙げてみました。

  • しまうところがない
  • 散らかりすぎて手が付けられない
  • 捨てるのがもったいない
  • 片付けがすすまない

では、次にそれぞれの悩みごとにおすすめの方法をお伝えします。

悩み別の片付け方

しまうところがない

入れ物に対して物が多すぎる状態です。

まずは、「減らす」「増やさない」を心掛けましょう。
「1つ買うなら、1つ減らす」をルールに買い物をしましょう。

散らかりすぎて手が付けられない

丸一日かけて片付けをするのはやめましょう。片付けが嫌いになってしまいます。

「今日は下着の引き出しだけ」「明日はキッチンのカトラリー入れだけ」など、
よく使う場所を一か所だけ片づけるのがおすすめです。

なかなか片付いたように見えないかもしれませんが、続けられると片付けが楽しくなりますよ。

捨てるのがもったいない

記念のもの、もらったもの、ずっと使っていて愛着のあるもの。
捨てるなんてできない!

他の方法で保管することができないか考えましょう。

例えば、
写真にとっておく
もらったものリストを残す
きちんと記録しておけば思い出は残りますよね。

片付け=捨てるではありません。

どうしても捨てられないものはとっておくべきです。
「思い出箱」を作って、そこに入る分だけはとっておくという方法もあります。

また、リサイクルショップを積極的に利用するのもおすすめです。

古いものだけど、いいものたっだ(高かった)から

10年前のコート、素材もよく値段も高かったかもしれません。
でも、10年後の自分の体形に合いますか?
当時の流行のものではないですか?

手放すのが惜しいときは、欲しい人に譲りましょう。
しまっておくより洋服も喜びますよね。

片づけが進まない

本を片づけていたら読みだしてしまった。
写真を整理していたら、思い出話がはずんで片付かない。

そんな場合は、「後で見るBOX」を用意して、まずはその箱に仕分けましょう

片付け後の休憩に、コーヒーでも飲みながらじっくり見るほうが楽しめますよ。


片付けに取り掛かれない理由がわかると、対策が見えてきますね。

次は、実際に片付けにとりかかるときに心掛けるポイントです。

仕分けてみましょう!

どの悩みでも、片付けはこの3つの手順が必要です。
出す
・仕分ける
・しまう


次はそれぞれをうまく進めるためのルールを紹介します。

出すルール

「さぁ、はじめるぞ!」というときに、覚えておいてほしいのが
「少しずつ、短時間で、毎日」
が片付けがじょうずになるコツです。

思わずあちこちのものを広げようとしてしまいますが、目安は引き出し1つ分。
これくらいの量だけ広げましょう。

もっとたくさん片づけたいならば、2、3日かけて「出す」「仕分ける」「しまう」の作業をしましょうね。
片付けを嫌いにならないために。

仕分けのルール

まず、 箱(袋)を3つ用意します。
量が少ないときは、床に3か所にわけて置けるスペースがあれば大丈夫。

「いつも使っている」
「ずっと使っていない(処分)」
「あとで考える(保留)」


この3つに分けていきます。

私が仕分けの基準にしているのは、次の3つです。

1年以上使っていないものは処分BOXへ。

迷ったら保留BOXへ。

ただし、保留BOXはあとで2度目の選別をしなくてはならないので、余計に手間がかかります。
保留BOXの中身はあまり増やさないようにしましょう。

「いつか使うかも」は処分BOXへ。

数年に一度、「もしかしたら使う」くらいなら、その時に新しいものを購入してもいいのではないでしょうか。

実際に10年前より100円ショップの商品の種類は充実していますし、ちょっとだけ使うくらいなら十分だと思います。

思い入れの少ない場所から片付ける

テンポよく仕分けられると、だんだん片付けが楽しくなります。

なるべく、「いる」「いらない」がはっきりしそうな場所から片づけると効率よく片づけられます。

例えば、洗剤置き場や調味料置き場など、購入時期や賞味期限を基準に考えると仕分けやすいですよね。

しまうルール

仕分けられたら、あとはしまうだけ。

ですがこの「しまう」が、次の片付けを少なくしていく大事なポイントになります。

「入りそうなところ」に入れてしまうと、また同じところを片づけるようになってしまいます。

次のポイントを頭に置いて、「しまいかた」「しまう場所」を決めましょう。

物の居場所をきめる

人に家があるように、モノの「帰る場所」を決めましょう

なんとなく棚の上…とかではなく、箱やケースなど仕切られているほうがいいです。

さらにフタがないほうが片付けが習慣化します。
「フタを開ける」という動作が邪魔をして片づけなくなるからです。

片付けが習慣化したら、フタのある入れ物を使ったほうが部屋がスッキリ見えますよ。

入れる量は8割まで

片付けをしているときにはきれいに収まっても、次第に増えて収まらなくなります。

例えば、書店で本を手に取った時、棚に戻そうとしてもギッシリ詰まっていると戻すのがイヤになりますよね。

常に隙間が多めにある状態にしておくと、忙しくてもとりあえず「モノの居場所」に戻すことがラクにできます。

ラベルを付ける

ラベルシールやマスキングテープを使って、ケースにラベルをつけましょう

「ここには何をいれたんだっけ?」と箱を引っ張り出す手間がへります。

また、自分以外の人にもわかりやすい収納をすると、「アレどこにあるの?」と聞かれる手間もはぶけるようになります。

家族のルール

自分だけ片づけをがんばっても、家族が片づけてくれないということありますよね。

どうして片付けてくれないの?

おそらく、
「置く場所がわからない」のほかに、
「散らかしても気にならない」が大きな理由ではないですか?

散らかっているから、同じように散らかす。

入れやすくなる工夫をする

以前、職場の上司からこんな話を聞きました。

店舗で働いていたとき、一日の終わりはいつも棚の商品がごちゃごちゃ。

「なんで元の場所にもどさないんだろう」と思いながら片づけていると、
「手に取った商品を戻しづらいから置きっぱなしにするんだよ。
戻しやすい陳列をしてあげれば、お客さんは自分で元に位置にもどしてくれるんだよ」とアドバイスをいただきました。

片付けも同じ。

「扉を開けないとしまえない。」
「畳まないとしまえない。」
「 両手で持たないと置けない」
これでは、「あとで片づければいいや」という行動につながってしまいます。

まずは、「いれやすい場所をつくる」ところから、スタートしてみてください。

ちょっとおしゃれな大き目のカゴや箱 を用意して、
「学校から帰ったら、服やカバンをまず入れるカゴ」として、リビングに置いておく。
「外から帰ったら、まず脱いだものいれるカゴ」玄関付近に置いておく。

「自分で入れる」ことをするうちに、少しずつモノには決まった場所があることに気づくかもしれません。
「これはどこに置くの?」と置き場所を気にしてくれるようになったら大成功です。

床にものを置かない工夫

「床に置かない」をルールにするのも効果的です。

床以外の場所って意外と置きづらいですし、目につきやすいです。
床に置くよりも、ずっと「片づけなくちゃ」と思える場所です。

子供が小さいときは、「床は海だよ。海にぬいぐるみが落ちてるよ!たすけてあげて!」など遊びながら片づけるのも楽しいですよ。

まとめ

片付けのイメージわきましたか?
何度も言いますが、コツは「少しずつ、短時間で、毎日」です。

無理のない範囲で続ければ、気づけば床から物がなくなっているはずですよ。