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たけのこの茹で方|ぬかを使ったあく抜きと保存の方法を紹介

ぬかを使ったたけのこの茹で方食べ物
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たけのこは春の旬の野菜です。あく抜きなどの下ごしらえが大変なイメージがありますが、新鮮なたけのこは美味しさも格別。

この記事では、たけのこをはじめて自分で茹でる方のために、次の内容をご紹介します。

  • たけのこの茹で方を知りたい
  • ぬかを使ってあく抜きをしたい
  • 茹でたたけのこを保存する方法が知りたい
  • たけのこを使ったレシピが知りたい

たけのこは鮮度が大切。新鮮なたけのこの見分け方もご紹介するので、購入の参考にしてください。

たけのこの食べごろと購入のポイント

春になると店頭にたくさんのたけのこが並びます。旬の時期を逃さずに、新鮮でおいしいたけのこを見極めるポイントを紹介します。

たけのこの食べごろ

たけのこは「竹の子」とも書くように、竹が地下茎から新芽としてでてきたばかりのものを収穫します。

店頭に並び始める3月下旬から5月くらいまでが食べごろで、この時期にたけのこ狩りに出かけたり、いただいたりしてたくさん手に入ったら、まとめてゆでておきましょう。

たけのこを購入するときのポイント

たけのこをスーパーなどで購入する場合、大きさや形がさまざまでどれを選んだらいいか迷ってしまいがちです。

たけのこは鮮度が重要で、掘り出してから時間がたつにつれえぐみが多くなってしまいます

購入するときには、次のようなポイントに注目して新鮮なものを選びましょう。

  • 細長いものより、太くて短いもの
  • 先が濃い緑のものより、黄色っぽいもの
  • 根本のツブツブが少なく、色が薄いもの

たけのこは、土からでてしまうと固くなりアクが強くなっていきます。太く、色が薄めのものはアクが少なく柔らかいことが多いです。

たけのこは鮮度が命なので、購入したらその日のうちに茹でるようにしましょう。茹で上がるまでに1時間から1時間半ほどかかるので、時間に余裕がある日に購入するのがおすすめです。

たけのこの茹で方|ぬかを使ったあく抜き

たけのこにはシュウ酸やホモゲンチジン酸といった苦みや渋みの成分が含まれています

掘り出したばかりの新鮮なたけのこは、お湯で茹でるだけでも食べられます。けれども店頭で購入したたけのこは、収穫してから時間が経っているため、苦みの成分が発生してしまうのです。

苦みを減らして食べやすくするためにも、あく抜きするほうが良いでしょう。

たけのこのあく抜きでよく使われるのが米ぬか。ぬかを使った基本的なあく抜きの方法を紹介します。

たけのこのあく抜きをしてみよう!
  • step1
    用意するもの
    たけのことぬか

    ・たけのこ
    ・ぬか(米のとぎ汁でも可)
    ・唐辛子1本※なくても可
    ・たけのこが入るサイズの鍋

  • step2
    切る
    先端を切り縦に切り込みを入れたたけのこ

    洗ったたけのこの穂先を斜めにカットし、縦に包丁を入れておく
    ※火が通りやすいように、固い皮の部分だけを切るように包丁を入れる

  • step3
    茹でる
    鍋にたけのことぬかを入れ茹でている

    鍋にたけのことぬか、あれば唐辛子1本を入れて、水を加え強火で煮る
    沸騰したら中火で煮る
    ※落とし蓋をして浮いてこないようにする(小さめのフタなどや皿でも可)

    茹で時間の目安は、1時間~1時間半くらいを目安にして、クシを刺してスッと通れば完成。

    ※途中、水の量が減ったら水を足しましょう

  • step4
    冷まして皮をむく

    鍋を火から下ろし、冷めるまで鍋を置いておく
    冷めたら皮の切れ目に指を入れ、スルッとむける部分をはがす

茹でたたけのこの保存方法

茹でたたけのこは早めに料理するほうが、旬のおいしさを楽しめます。たくさんあって食べきれないという場合には、歯ごたえは変わりますが冷凍保存も可能です。

冷蔵庫で保存

茹でたたけのこは、数日中に使う分は冷蔵庫で保存しましょう。

深めの容器にたけのこがしっかり浸かるくらいの水を入れ、水は毎日取り換えます。また、皮つきの状態で、茹で汁ごと冷蔵庫に入れておくことも可能です。その場合、使う時は水で洗ってから調理してください。

冷凍で保存

冷凍するためには、冷凍や解凍がしやすいように、薄く切ってから冷凍しましょう。

冷凍や解凍することで水分が抜けて触感が悪くなることを避けるために、次のいずれかの工夫をしておくといいですよ。

  • だし汁につけて保存袋に入れる
  • 水気を取り、ラップに重ならないように並べる
  • 砂糖の保水効果を利用する(砂糖を薄くまぶしておく)

たけのこを使った料理

茹でたたけのこは、さまざまな料理に利用できます。

自分で茹でたたけのこは市販の水煮より風味がいいので、まずは薄味の料理でたけのこのおいしさを味わってくださいね。

たけのこ煮

たけのことわかめの煮物

春を味わうなら、たけのこ煮でたけのこの触感を堪能してください。

新物のわかめを添えるとさらに、季節感が楽しめます。

たけのこのバター醤油焼き

縦に薄切りにしてバターで焼きます。仕上げに醤油を少し回しかけてください。

仕上げに、細かく切った木の芽を合わせるとさらに風味アップです。

バターの風味と醤油の香ばしさ、たけのこの触感が楽しめるおつまみにもおすすめなメニューです。

チンジャオロース

チンジャオロース

思ったより固めにゆであがったときは、細切りにして保存しておくと、チンジャオロースに便利です。

たけのこご飯

たけのこご飯

しょうゆとみりんとだし汁で炊いたたけのこご飯。

土鍋で炊いて、鍋のまま食卓に出せば特別感がアップしますね。

フタが透明な土鍋なら、土鍋ごはんに気軽に挑戦できますよ!

旬のたけのこをおいしく食べるにはあく抜きが必要

ぬかであく抜きするポイントは、

  • その日の内に茹でる
  • ぬかを入れて茹でるとあくが抜けやすくなる
  • 冷蔵保存の場合は水に入れておく

茹でるには1時間から1時間半ほどかかりますが、手間はそれほどかかりません。
この時期にしか食べられないたけのこをおいしく味わうためにぜひ自分であく抜きしてみてください。