日中の日差しが気になる季節になりましたね。
まだそんなに暑くないし大丈夫と思って、日焼け対策をしないで、買い物にいってしまったりしていませんか?
日焼け対策は夏だけでなく一年中必要と言われています。
そんな日焼け対策で必要な、「日焼け止め」どうやって使っていますか?
日焼け止めを塗ってでかけたのに、夜になって自分の顔を見たら、なんだか焼けた気がする。
なんてことありませんか?
日焼け止めの効果を理解して、きちんと塗っていると、夏を終えたときの肌のダメージが少なくなるんです。
この記事では、日々のシーンに合わせて日焼け止めを選び、効果的な塗り方ができる方法をお伝えしていきます。
読み終えると、日常で気を付けるポイントがわかって日焼けを軽減できますよ。
UVとかSPFとか何が違うの?
UVは紫外線のことです。
紫外線で私たちの肌に影響を与えるものとして、UVAとUVBという二つの紫外線があげられます。
UVA
肌の奥にある真皮まで到達し、ハリを失わせるなど老化を促進します。
季節による変動が少ないので冬でも要注意です。
UVB
表皮に影響をあたえ、炎症やシミをもたらします。
冬や雲の多い日は減少します。
これらの紫外線を防止する効果を示したものが、SPFとPAになります。
紫外線防止効果を表しているのがSPFとPA
SPF
主にUVBの防止効果を表します。
数値が大きいほうが効果が高いです。
PA
主にUVAの防止効果を表します。
PA+(効果がある)、 PA++(かなり効果がある)、PA+++(非常に効果がある)、PA++++(効果が極めて高い)の4段階あります。
選び方
シーンによって、このSPFとPAを組み合わせた数値を目安に日焼け止めを選びましょう。
たとえば、買い物や通勤など長時間強い日差しを浴びない場合は、SPF30、PA++くらいのものを中心に選ぶといいですね。
かなり強い日差しを浴びる場合には、SPF50、PA+++のものなどでしっかり紫外線を防ぐようにします。
効果の高いものは、肌への負担も大きくなる場合があるので、シーンに合わせて使い分けましょう。
去年の日焼け止めってまだ使える?
昨年使い切れなった日焼け止め、残ってませんか?
日焼け止めの使用期限は、未開封で3年といわれています。
一度フタを開けてしまったものは、酸化したり変質してしまうことがあります。
できるだけ、使い切る。または、長く使わなかったものは、破棄するなどしたほうが肌のためにもよさそうです。
もし使う場合などは、顔など皮膚の薄い部分は避けて足などに試しながら使うといいですね。
顔用、からだ用、顔・からだ用って何が違うの?
商品パッケージに表示のある、顔用やからだ用の表示が気になったことはないですか?
顔、からだどちらに適しているかということなので、使ってはいけないというものではありません。
顔用
顔の皮膚は薄く敏感です。
そのため、刺激が少ない処方のものが多いです。
また、肌をきれいにみせる下地効果があるものが多いです。
からだ用
からだは顔に比べ、面積も大きく皮膚も厚く丈夫です。
露出している部分が強い日差しを浴びやすいため、紫外線防止効果が高いものが多いです。
また、広範囲に塗る必要があるので、伸びの良いものになっていることが多いです。
顔・からだ用
どちらに使ってもいいように作られています。
1本で全身に使えるので、使い分けるのは面倒と思う人にはおすすめです。
日焼け止めを塗る順番は?
顔に日焼け止めを塗る場合、朝起きて肌を整えたり化粧をしたりするときに塗ることが多いですね。
「日差しを防ぐなら、最後のほうに塗ったほうがいいの?」
「はじめに塗ってしまうと隠れてしまわないの?」と思いませんか?
一般的に、効果が高いものを肌の近くに(先に)塗るほうがいいそうです。
下地やファンデーション自体にも紫外線防止効果のあるものが多いですね。
重ねることで、しっかりと防ぐことができるので、下地を塗る前に日焼け止めをしっかりぬっておきましょう。
ただし、重ねることで防止効果の数値が上がるというものではありません。
SPF30の上にSPF20の日焼け止めをぬったからといって、SPF50にはならないのです。
防止効果のある層を何枚も用意しておくことで、紫外線の侵入をより確実に防ぐというイメージですね。
塗りなおしで効果アップ!
日焼け止めは、朝塗ったら一日中安心というわけではありません。
特に夏場は暑さで汗をかき、日焼け止めが落ちてしまいがちです。
これが原因で、「塗ったのに日焼けしている」ということになってしまうのです。
汗をかいたらすぐ、または3、4時間に一度は塗りなおしをすることで、紫外線の肌への侵入を防ぎましょう。
とはいえ、顔への塗りなおしは難しいですよね。
そんな場合に、塗りなおしに便利な日焼け止めを用意しておくといいですね。
スプレータイプ
吹きかけるだけでいいので、化粧の上から使うこともできます。
全身に使えるタイプもあるので、意外にダメージを受けている髪から、塗りにくい背中やふくらはぎなどにも便利につかえますね。
パウダータイプ
化粧直しのパウダーを紫外線防止効果の高いものにすることで、簡単に塗りなおしができます。
汗やあぶらを軽く落としたあとに、ムラなく塗布しましょう。
まとめ
日焼け止めの使い方、確認できましたか?
もちろん、日焼け止めだけでは、数年後のシミやしわはふせげません。
- 肌の保湿
- ビタミンの補給
- 日傘や帽子などでも日焼け防止
など、さまざまな方法で日常的に防いでいく必要があります。
紫外線を上手に防ぐための日傘の選び方も紹介していますので、
参考にしてみてください。
数年後の自分のため、すこしだけ気にかけて夏を過ごしていきましょう!