玄関は家の顔。
家に招かれた時、玄関のにおいが気になったことありませんか?
実は、その玄関のにおいの原因は靴箱のにおいなんです!
自分の家のにおいは、実は慣れてしまって気づいてない場合もあるので、要注意ですよ!
靴箱に扉がついているから大丈夫だと思っていても、中にこもった空気が悪臭に変わっているかもしれません。
この記事では、玄関の悪臭のもと、靴箱の掃除についてお伝えします。
読み終わったら、快適な玄関のための掃除をすぐ実行できますよ。
においとカビ、どうして発生するの?
においの原因
靴は使うと足の裏の汚れがついたり、体温で蒸れたりします。靴の中は乾燥しづらいので、汚れというエサと湿度の高い環境は、雑菌にはとても住みやすいんです。
さらに増えた雑菌は、靴箱の中の他の靴にも影響を与えてしまいます。
もちろん、靴箱自体ににおいが染みついてしまうことも考えられます。
カビの原因
布や革はカビの繁殖がしやすい素材です。
雨の日に履いた靴、一日中歩き回った靴。
靴の中はなかなか乾きません。
たとえ乾いた靴をしまっていても、雨の日や梅雨の湿度では、靴箱を開け閉めするだけで湿気を閉じ込めてしまうのです。
靴にうっすら白くふわふわした物がついていたら、急いで手入れして他の靴に移らないようにしましょう。
特に、長い間使わないまま放置している靴は要注意です。
靴箱の中でも、出し入れが少ない段に置いてある靴もカビが生えやすいです。
このにおいとカビ、どうやってなくしていけるのでしょう。
まずは汚れた環境を一度しっかり掃除をして、あとは日々の少しの手入れできれいな環境をキープできますよ。
年に数回、しっかりめの掃除

常にきれいにしておくのがいいのはもちろんですが、
靴箱ばかり気にしていられません。
- 年に数回しっかり掃除する
- 使ったあとは、「除菌」「除湿」を意識する
これをするだけで、においが気にならない靴箱になりますよ。
靴を出す
しっかり掃除の場合、汚れた部分だけ掃除するのでは足りません。
一度全部の靴をとりだして、すみずみまできちんと掃除しましょう。
靴箱を掃除している間に、靴裏を濡れた雑巾などで汚れをおとして、風通しのいい場所に干しておくといいですね。
掃く
靴を全部出したあとは、掃除機やほうきで汚れを履きだします。
小さなほうきやブラシがあると便利です。
可動棚の場合、棚の位置を見直すのもいいですね。
靴同士がぶつかるようなスペースだと、靴が傷む原因にもなります。
靴箱のすきまを多めにとることも、風通しよくするコツです。
拭く
棚板や、靴箱内の壁を拭いて汚れを取り除きまます。
固めに絞った雑巾で、拭き取ります。
拭きとったあとは、内部をしっかり乾燥させるために扉をあけて数時間放置してください。
扇風機を強めに当てておくものいいですね。
ここでしっかり乾燥させておかないと、カビの原因になるので注意してください。
きれいに保つコツ

しっかり掃除は、年に数回だけで大丈夫。
あとは毎日少しのことを気を付けて、きれいな靴箱は維持できれば、
しっかり掃除の回数も減らしていけますよ。
詰めすぎない
使いやすいように、並べなおすのはもちろんですが、
余裕をもって並べるのが大切です。
ぎっしり入れてしまうと、隣の靴の湿気がうつったり、風通しが悪くなることでカビの発生につながってしまいます。
棚の高さに余裕があるようなら、靴を上下に重ねて収納できるようななホルダーも売っているので、活用するといいですね。
靴も靴箱も乾燥させる
玄関に靴を出しっぱなしにしておくのが気になって、外から帰ってきてすぐに履いた靴を靴箱にしまってませんか?
履いた靴の中は、湿度が高いので、しっかり乾燥させてからしまいましょう。
短時間で乾燥させたいときは、靴乾燥機が便利です。
雨の多い日には重宝しますよ。
また、靴用の乾燥剤も多く販売されています。
靴1足ずつに、乾燥剤をいれるのが一番理想的なのですが、靴が多いと難しいですよね。
そんなときは、押し入れ用の除湿剤を数か所に置いておくのもいいですよ。
また、靴箱内は日々の掃除の時間だけでも扉を開いておくことを
習慣化することで、こもった空気をいれかえられるのでおすすめです。
靴を消臭殺菌する
いくら靴箱をきれいにしても、汚れが付いたままの靴をいれてしまうと雑菌が繁殖してしまいます。
- 靴底の汚れをとる
- ブラシがけや軽い布拭きで表面の汚れを払う
- 除菌消臭スプレーで内部を除菌する
常にこの3つをするのは大変なので、どれか1つだけでもしてからしまうといいですね。
靴底の汚れは、ドアの外側に玄関マットを敷くことでかなり軽減されます。
また、お手入れの道具(ブラシや布、スプレー)を取りやすい位置に置いておくと習慣にできますよ。

まとめ
掃除は、晴れて乾燥した日がおすすめです。
次の晴天には、一度しっかり掃除をしてみてください。
あとは、「除菌」と「除湿」をこころがけて使った靴をしまうだけで、
においが気にならなくなりますよ。