食卓にオクラの小鉢を添えられるようになると、夏が来たなと感じます。
オクラは輪切りにした切り口が星形になるのが見た目にかわいく使いやすい食材ですね。
そんなオクラですが、和え物などにするときに軽く茹でたり、レンジにかけている人が多いのではないでしょうか?
実はオクラは旬の今なら生でおいしく食べられます!
今回はそんなオクラの食べ方と、保存方法をお伝えしていきます。
夏が旬のオクラ
オクラは6~8月が旬の夏の野菜です。
それ以外の期間にも、スーパーなどで見かけるので夏野菜であることを忘れがちですが、夏以外は輸入のものが並んでいるんです。
旬の夏のオクラは、皮がやわらかくたべやすいのでおすすめです。
オクラは生でもおいしい
オクラを調理するときに、軽く茹でていることが多いです。
実は旬のオクラは生で食べることができるんです!
夏のオクラは柔らかく、青臭さが少ないのでぜひ生で食べてみて下さい。
また、オクラの栄養素は水溶性のものが多いので、栄養を逃さず食べるためにも茹でずに食べたいですね。
オクラの栄養って?
- ペクチン、ムチン
ネバネバ成分で、整腸作用がある。
水溶性食物繊維なので、茹でるとなくなりやすい。 - カリウム
体の余分な塩分を外に出す。 - 他にも、カルシウム、マグネシウムなどたくさんの栄養が含まれています。
下ごしらえのひと手間でおいしく食べよう
オクラが苦手という人に多いの意見がオクラの毛。舌触りが悪かったり、口の中に刺さったという方もいるようです。
そんな悩みは、下ごしらえをすると軽減されます。
下ごしらえはめんどうですが、ウブ毛の処理をすると食べる時の食感がずいぶん違います。
丸ごと使う、茹でるときはガクの処理が必要ですが、生のままみじん切りや輪切りで使うとガクの処理が不要なので、もっと短時間でできて便利ですね。
長持ちさせる保存方法
オクラは冷蔵庫に保存して数日で黒くなってきたり、ハリがなくなってしまうので、比較的すぐ使い切らないといけないのが不便です。
でも、冷蔵庫に入れる時にちょっと気を付けると、ぐっと長持ちするんですよ。
冷凍保存の場合も、旬のオクラは生で冷凍することができます。
固いものや大きいもの、夏以外のオクラは1分弱軽く茹でて、水気をとってからラップします。
冷凍保存には、作り置き用の小分け容器が便利です。
1回分取り出して、味噌汁にいれたりとすぐに適量料理できますね。
オクラのかんたんメニュー
オクラはカットの仕方で、ネバネバ度が違います。
カットが大きいほどにサクサク感を、小さく切るほどにネバネバ感を楽しめます。
切り方別におすすめの食べ方をご紹介します。
冷凍の場合は輪切りにしておくと、さらに細かく切ってネバリをプラスすることもできて使いやすいです。
【輪切りで】
- 冷やしうどんやそばのトッピング
- だし巻き卵(星形もようがかわいい)
- オクラと海苔のわさび醤油パスタ
- 味噌汁の具
【みじん切りで】
- だし醤油かめんつゆと和えて温かいごはんにかける
- 生姜とめんつゆで和えて冷ややっこにのせる
- 納豆にまぜる
【長いままで】
- オクラの肉巻き
- オクラちくわ(ちくわに詰めるだけ。切り口が星形!)
まとめ
ネバネバ食材は夏の献立にかかせないですね。
旬の食材は、安く手に入ることも多く栄養も豊富です。
気軽に毎日のメニューに取り入れて、夏バテに負けない毎日をすごしましょう!